■おしながき
・断裁分離のクライムエッジ(コミックアライブ掲載分)
・唐傘の才媛(単行本)
横断的に行っちまいますよー。
・断裁分離のクライムエッジ
アライブ掲載時、初回・初見では
キャラ/物語設定はしっかりした感じ(単純に「かわいい」と云っても良い)でありつつ人格の根っこの辺りがナチュラルに歪んでる気がして、俺大喜び
って書きましたけど、これは緋鍵龍彦とゆー人の「やり方」を把握していないから出てきた表現で、「この時点でそんな感じはしていたけど断定するのは保留」していたことまで踏み込んでみると、どう考えても描きたい場面・台詞・シチュエーションから逆算して話を作ってるよね、と。(ひょっとしたら「話を作って」ないかも、とも若干疑っている)
んじゃ例行くよ例。
6月号のとある一コマね。右ページぶち抜きです。

あ、この流れだと判り難いかもですがポイントは「中学生なのにランドセルかよ!」というところです。このあとツッコミも入ります。
……ええと、「俺がポイントだと思った」のではなく、「作者が『ここがポイントだ』と思って厚めに描写している」ってことですよ。まぁ中学の制服+ランドセルにマニアックな破壊力があることは認めますがががw
……で、その21ページ後の場面こちら。

何 が 何 や ら でございますw
実際にはこれ、この場面のちょっと前から突然話のノリが「おかしく」なるんですが、そこ全部説明しようとすると10ページぐらい引っ張ってこないとダメなんで諦めました。要は「幼女にヒャッハーしてたらキチ女に襲われた」ぐらいの理解で良いです。
嘘だと思うなら今月号のアライブ読んでください ><
(先月読んでなくても今月分だけで十分判ると思います)
「断裁分離のクライムエッジ」もそうですが、ここで出てきた「昏睡昇天のインジェクション」も、基本的にイメージ先行。
ランドセルとか関係ねーよね、というか、描きたいから描くにしても一ページぶち抜くネタでは(普通は)ないよね、と。そこでやっちゃう緋鍵センスね。……ねえ、すごいよねえ??
……勇み足ってぐらい踏み込んでみると「病院坂というキャラ名からして作者西尾維新好きなんじゃね」とも思うんですがどうかなぁ。「お前それ『病院坂』『昏睡昇天』云いたいだけちゃうんかと」という。
・唐傘の才媛
「クライムエッジ」がそういう内容であるだけなら「これはそういう作品なんだな」というところで終わる話なんですが、こっちも負けず劣らず筆が滑るというか描写がド前傾であり、ああこれは「作品」ではなく「作者」の傾向なんであるなぁと。
えーと、お話開始時点で「主人公は『ストーカー女(乙女)から逃げて山中の宿にたどり着いた』が、宿の女将は魔法使いで、乙女も別途宿に到着していた」であり、いきなり状況設定が滅ッ茶苦茶濃い。
……しかし、緋鍵マジック的には当然もっと濃くなる訳で、どうなるかというと、「女将が魔方陣を張ったので、乙女が主人公を解体しても元に戻せるから大丈夫! めでたしめでたし」であり普通に(物理的に)解体していますよ? いわゆる「チョーク投げ」みたいなノリでメス投げるからねこの女w
「ほら最近ヤンデレとか流行ってるし」ぐらいのノリではないかと思いますが明らかに原液を煮詰めてます。20倍に薄めてよい。
……もちろん、まだまだ行くよーw
(なんだかんだで)「お前ら(主人公と乙女)結婚しちゃえよ」という話になり、面白半分で結婚式が進められていくものの、女将が(主人公がイイ目見るのが気に入らないので邪魔しようとして)花嫁をさらって逃げて、式を中断された乙女がブチ切れて女将を惨殺しましたとさ
……という展開はめでたいのかどうかw

(右下で伸びてるのが女将)
無論ここでは「メス持って血染めで茫然自失の花嫁」という画にこそ注目すべきであるわけよ。
ここまでだと「半分ギャグならアリなんじゃね」って思うかもしれないけどこの後唐突に地震が起きて人が死ぬからね。強盗みたいなのも来る。そういう点(だけ)、ちゃんとシリアス。
……しかしそれは「シチュエーション設定」のためであってそれ自体が必ずしも重要な訳ではなく、そういうシリアスな場面の裏で展開されているのは

野尿ですよw
確かに建物が地震で全壊しているなら野外で尿をするのは自然なことだ、……そういう問題なのかなw
野尿描きたくて地震起こして建物潰す漫画家って、多分他に居ないと思うんだよなーw
(ところで俺内では「のにょう」なんですが正式にはこれなんて呼ばれる行為なんでしょう)
似たような(描きたい場面のパッチワークで漫画を作る)作者の代表格というと許斐剛が挙がると思うのですが、その「描きたい方向」が作者の性癖方面を指すとこんなことになるんだなぁ、という成果・到達点、あるいは惨状、であると思います。
面白いと云い切る気も、読んでみろと薦める気もありませんが、いろんな意味で忘れられない作品であることは間違いないですw
著者/訳者:緋鍵 龍彦
出版社:アスキー・メディアワークス( 2009-04-27 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
コミック ( 178 ページ )
ISBN-10 : 404867711X
ISBN-13 : 9784048677110
断裁分離のクライムエッジ 1 (MFコミックス アライブシリーズ)
著者/訳者:緋鍵 龍彦
出版社:メディアファクトリー( 2009-11-21 )
定価:¥ 570
Amazon価格:¥ 570
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4840129452
ISBN-13 : 9784840129459




本当の ヤンデレが ここに ある
のかもしれない
これ、さらっと受け止められる人も病んでる気がするよーw
今日買って読んだ、神作品だろjk
エルフェンとか好きな人には特におすすめ
全年齢向けのコミックで野尿とは・・・www
まぁ電撃もアライブもある意味大人向けではありますがね。(「唐傘?)は一般コミックですよね?未読ですので間違ってたらすみません)
「断裁?」はコミック17ページ目(かな?)で髪の毛をいじってトリップしかけてる二人が好きなんですの。特に祝ちゃんの恍惚とした表情がイイ!
にしても、限りなく黒に近いグレーの範囲でこのエrさ・・・神じゃぁ!神がおわすぞぉぉぉっ!!!