知名度の低さ×評価の高さ、では現役作品中トップレベル(俺調べ)の作品の、待望の一巻です。
……軽く粗筋を書こうと思ったのですが、話の筋だけ抜くと陳腐でしょうがないので略。
「夢で見たあの娘が引っ越してきて同居することに」展開アリです。
話のフォーマットとしては「突然なにやらの能力を授かった主人公が成長しながら一人前になっていく」系で(多分)、夢の精・先輩能力者・幼馴染とヒロインも3人(順に「小悪魔」「素直クール」「ツン(デレ無し)」なのでハーレム感はない)と、個別の要素だけみるとかなりベタな作りなんですが、随所に感じられる不安定さ(の演出)が、単にベタなだけじゃない不思議な読後感に繋がっていきます。
夢の中の世界の「夢度」とでもいうのでしょうか。
ドアを開けたら体育館直行だったり室内が植物まみれだったり、……単純に「全てのコマの角が丸い」なんてのもそうですね。
「どういう演出をすると夢っぽいか」には、かなり気を使っていると思います。
(2巻に収録される悪夢の回は、中々強烈なインパクトがありました→掲載時の感想)
決して、「おにゃのこかわいい」とか「( ゚∀゚)o彡゜ぱんつ! ( ゚∀゚)o彡゜ぱんつ!」だけの作品ではないです勿論そっちの比重も大です。
※一話冒頭から↓

どうだ!(云われても
大岩ケンヂは「趣味で突っ走ると暴走する人」イメージだったんですが、「NHKにようこそ!」で作家性と商品性の両立について何か掴んだのかなぁ、という印象はありますね。
い・ろ・い・ろ・と、最高ですw
(前段の真面目な語りがぶち壊しになった気がしないでもない)
夢渡りプルチネッラ (1) (角川コミックス・エース 98-14)
著者/訳者:大岩 ケンジ
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ISBN-10 : 4047150991
ISBN-13 : 9784047150997



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