(なんだこの記事タイトル)
ジェネシスの感想書くたびに推してきましたがやっと単行本出ましたパチパチパチパチ。
大月悠祐子(旧かなん)による一話完結(前後編)のラブコメなんですけれども、タイトルに「妄想少年観測少女」とあるとおり、一風変わった、というかぶっちゃけフェチ方向に突き抜けた作品となっております。
(一話完結といいつつ前後編としているのは、前編で男側視点、後編で女側視点、のような構成になっているため)
よくネット上で「エロス」って言葉が『エロくていい』みたいなニュアンスで使われますけど、そうではない一般的な方向での「エロス」、作品内容に即してもうちょっと具体的にいうと「性(的)行為への意識で各キャラがテンパりつつ己の『フェチ』を大開放していく様子」が割と比類ない感じです。
ジャケ絵も非常にソレっぽくて(フェティシズムを前面に出しつつもレイアウトと配色で落ち着きとか安定感も出しており)、個人的には非常にイイと思います。
一/二話の「女の子の体に絵を書きたい男と男の手が好きな女の組み合わせで、女の体に絵の具を手で直接塗って絵を書く話」とかも大概ですが↓、

個人的には三/四話の「親の再婚と離婚の繰り返しで、血の繋がりがなくて同居もしてないけど兄妹」のシリーズが最高ですw

(天然無防備な妹の前で必死に自制しつつ軽く逆切れ気味な兄、の図)
(後半で段々テンパる妹すばらすぃ)
直接の描写は基本的にありませんが一二話・三四話とも最終的にはやっちゃってると思われ(多分)、そこら辺込みでニヤニヤが止まりません。
(18禁だったらカットするわけにもいかないでしょうけど全年齢向けの健全本ですし?w ってか「カットしても成立する」のが「フェチ」の強さだな、という気はする)
関係ないけど、話もキャラ立ても絵の構成も普通に巧いと思うのに、トータルで見たとき「巧い」って褒め言葉があんまり該当しない気がすんのは何故だろうね >大月悠祐子
……「フェチ」が殆ど必然的にマイノリティ要素であり、「巧い」という褒め方がマジョリティ視点だから、(絵柄の癖とも相まって)「巧い」って褒め方だと「大月悠祐子の長所」を片っ端から取りこぼしている感じがするから、ですかね……?(適当)
……結論としてはタイトルにも書いたけど「とにかく読むべき」。
著者/訳者:大月 悠祐子
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-08-27 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4048707248
ISBN-13 : 9784048707244




