乃花タツ・花田十輝「ホーロロギオン」 可愛かったので全然おkなんだぜ!

 話はちょっとグダったがな!w


 えーと、「世界の危機に女の子たちが立ち向かう」系の話だと思っとけばとりあえずはOKです。完結。
1巻の時にも触れています

 本作、兎にも角にも絵(&キャラ)が、あと画面構成(っつーかカメラワーク)が良く、……に引き換えストーリーはっつーと「世界の終りっぽい話になったと思いきや日常風景に戻ってきて、と思ったらやっぱり最終決戦」みたいな感じでやや迷走感はあり(日常パートになったあたりで人気がイマイチだったのかなぁという気配は感じるけれども)、手放しで絶賛はしないけど女の子の胸とかヘソとか腰とか視姦する分には十分満足できると思います!!
(えー)

 ……ああ、そういう意味ではキャラデザ? の中央東口はいい仕事してると思います。(何をどこまでデザインしたのかは知らんけど)


 流れ的には3巻のメインは最終決戦ということになるのだけど、必殺技でドカーンじゃなくて説教で撃沈したので画面的に映えないのでその後のイニとミギリの別れのシーンをどうぞ。(右ページぶち抜きです)
ホーロロギオン
単行本では背後にポワワって感じのトーンが入っていますが開きグセが付くのが嫌なので雑誌版から)

 このあとのイニ(小さい方)の動揺とか含め、いい場面でした。
(話の流れだけ追いかけると引っかかるところは無くはないのですが演出の力で無理やり持ってきましたw

■おまけ
 日常パートの中で川に行った場面より
ホーロロギオン
 キャラ的には胸・腰辺りの女性的なライン(婉曲表現)押しの娘が多いですが、個人的にはスレンダーキャラのヘソ・腰のあたりが好きだが君はどうだ?(知るか)

■余談
 描きおろし部分のロリ強化版アディーン(≒ラスボス)がヤバいぐらい可愛かったのですが描きおろしパートなので引用略。
 雑誌で読んでた人はこのためだけに単行本買っても良いと思いますマ・ヂ・デ。

■おまけ2
 Amazonさんが書影出してくれないのでカバー絵置いときます。
 この絵もスゲー良いですねッ!!
ホーロロギオン
(左に二人見切れているのだけどウチのスキャナはA4までしか入りませぬゆえ割愛)

ホーロロギオン 3 (電撃コミックス)

著者/訳者:乃花 タツ 花田 十輝

出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-11-27 )

定価:¥ 630

Amazon価格:¥ 630

コミック ( ページ )

ISBN-10 : 4048701460

ISBN-13 : 9784048701464


■超超超余談
 作者が「これから無職で収入無い」とか云ってますが芳文社さんどうですか(何云ってんのこの人

「ホーロロギオン」の”見るべきところ”について少々語る。(「面白い漫画」の話をするよ。(3))

 手放しで絶賛するような作品じゃないし、話が佳境に入るに連れて(この後で触れるような)「良さ」が減じているような印象があって、「今年面白かった作品」として挙げるには微妙感がないでもないんだけどでも好きなんだから良いだろ別にと。
 あ、1巻だけだったら割と躊躇なくお薦めよ?1  (結局それはどれぐらいお薦めなんだ

 主人公(≒東雲ミギリ、♀)の前に突然変テコな人? が現れて、戦い? に巻き込まれちゃったみたいだよどうしよう?
 ……ぐらいの設定&ノリの、ファンタジー/バトル/コメディが1/3ずつぐらいなお話。ただ、前回「表現」の面で推したように、ストーリーそのものはあんまり気にしていません。(このエントリでも突っ込んだ話はしません)

 絵が凄くイイんです。

 単純に絵柄が特徴的とかキャラ絵が可愛いとかって話じゃなくて(多分あらきかなおのアシ経験者なんじゃないかと思うが確証はない)、静と動の切り替え、というか特に「静」の描写が凄く印象的なの。
 絵というか構成、かも知れません。


 俺が一番印象に残った場面はここ。
(連続する3ページで右・左・右ページです)

■状況
「なんだかよく判らない事態」に巻き込まれて、巻き込んだ本人曰く「今この世界には私たちしかいません」。
 ……で街の中をちょっと見て回ったけど本当に無人だ、うわー。

(以下の絵で布のような煙のようなものは、「干してあるシーツ」です)

ホーロロギオン
ホーロロギオン
ホーロロギオン

 ……通じるかなぁこれで。(紙での見開きとWEBで縦に並べた時とで、印象が結構違うのね)

 世界の「広さ」「静けさ」、もうちょっと細かくいうと「自分たちは普段とそれほど変わりがないのに世界の方が一方的に変質してしまったことへの強烈な違和感」、(ミギリ達が感じているであろう)その感覚を読者にも追体験させるような表現、になっていると思うのですよ。
 この直前まで賑やかに騒いでいたので余計に。

「漫画の表現」という話に引き付けて云うと、「無音のコマを細かく繋いで右ページブチ抜き」の流れが「広さ」と「静けさ」の両方を同時に際立たせている訳です。

 俺の見方として、この場面(連載の3回目)までは「何となく気になる」といった程度でしたが、ここで一気に作品世界に意識を持って行かれました。「あれ、ひょっとしてこれ結構凄くね?」と。
 ストーリー度外視で「絵が良ければそれでよし」というのはそういう趣旨です。

 そのつもりで見てみると、毎回一回ぐらいはこういう「時間の流れを意識的に抑えたような演出」があるのですね。(特に序盤。最近の連載ではシリアス展開(≒会話進行)多めで、「イイ絵」はあんまりないのが残念)

 まだ1巻しか出てないので手は出しやすいと思うよ!


 以下余談。

 この作品に限らず、今年は電撃大王掲載作品が漫画的に頑張っていた印象があります。
 ラノベコミカライズは元々それなりに安定していましたが、マブラヴがエロゲコミカライズとは思えない安定度だった他、中盤以降はオリジナル作品(多分)の天乞、ラブアレルゲンも健闘していたと思います。2

 あの人が頑張ったせいなのか、それともGENESISに掛かりっ切りだったせいなのか。どっちでしょうね?w

ホーロロギオン 1 (電撃コミックス)

著者/訳者:乃花 タツ 花田 十輝

出版社:アスキー・メディアワークス( 2009-08-27 )

定価:¥ 599

Amazon価格:¥ 599

コミック ( ページ )

ISBN-10 : 4048680307

ISBN-13 : 9784048680301


  1. そもそも単行本まだ1巻しか出てないけど。 []
  2. 「それはねーよ」というのもありましたが、少年エースやドラゴンエイジに比べれば全然マシ。 []

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