シチュエーション(設定)紹介を抜きにしては通れないので、まずはそこから。
高校自体の友人三人組(♂♂♀)のうちの二人がくっついて、主人公も♀が好きだったけどこの二人ならと祝福し、やがて彼らに子供(♀)ができて関係は3人組から4人組に。
約10年後に母親が急逝し、主人公としてはなんとなく疎遠になり、更に一年後、今度は父親が急逝し、(なんだかんだあって)主人公が残された子供を引き取ることに。
そしてそれから更に2年と少々──。
みたいなところから話はスタート。
(……と書いていますが、ここまでの関係が成立するまでに2話分要しています)
えーと、「『人間関係の矢印』の説得力」ってんでしょうかね、「あいつらの忘れ形見であるこの子」に向ける感情、「(なんだかんだあって)自分を育ててくれている『保護者』」への感情、そこら辺が、「ラブコメなのにシリアス」というと変ですが、「いろんな感情のこもった距離」の描写が秀逸です。
(他にどう表現したもんだか判んないので俺の言葉が固いですが、内容は別に固くないですよ)

(左がその娘で右はモブ子)
で三角関係と書きましたが、別に「主人公の大学の後輩で出世頭で取引相手で男女の関係」の娘が居て、肩書きがたくさん並んだように、この娘から主人公への矢印も、主人公からこの娘への矢印も、意味合いが複雑。
……上記のように設定は色々と「重量級」なんですが、話の根本が(タイトルにも挙げたように)「擬似家族×三角関係」というベタなフレームに乗っているので、全く読みにくくない。
これはなんというか、ちょっと凄いかもだわ。

(右が後輩+α、ですが「そういう三角関係」ではありませんw)
(あとセックス描写が何回かありますが、薄いので使う使えないで云うと使えないと思います)
余談。
タイトルの「一緒に暮らすための約束」は、今のところは


こんな感じの扱いですが、多分作品の締めで「新しい約束」がいくつか増えるんだろうなぁとか思います。
(どう見てもそういう構成だし)
……いや別に中学生の色気のない着替えシーンハァハァとかそういう意味ではなくね?
普通にオススメ。
是非。
著者/訳者:陸乃 家鴨
出版社:芳文社( 2011-10-14 )
定価:¥ 620
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4832232703
ISBN-13 : 9784832232709




