柏木さんは全力で保護した上で全力で苛めたい。
苛めてオーラがドバドバ溢れていますよ?
……仕切り直しw
語り口は2通り考えられるんですけれども、「お絵かきSNSで始まる恋、があってもいいと思う。」というオビの惹句に準拠した方向で(≒内容をベタに)は語っている人が居るので、そーゆーのは他所に任せましょう。
- となりの柏木さん(1) – 屠られ日記! – Yahoo!ブログ

- http://blogs.yahoo.co.jp/gtjttfg/59342596.html
- お絵描きSNSで始まる恋、があってもいいと思う。だが出会い厨、てめーはダメだ [「となりの柏木さん」1巻]:もふかん!

- http://blog.livedoor.jp/gakinotukaima/archives/3080449.html
基本的にはヒロインの可愛さ一本で勝負というラブコメで、柏木さんがめっさ可愛いので、勝ちです。
(どう可愛いかは現物を読んだり上のリンクを辿るなりするべし)
柏木さん表情集。




2番目は表情じゃないけど「お絵描きたのしす」は作中屈指の名言(俺調べ)なので外せない。
……とした上でですね。
本作については、ベタな要素の換骨奪胎というか、昔からある要素を今風にアレンジする着想とか手際、そっちを注目していいのではないかと思うのですよ。
ということで、それ。
(この先、ネタバレ云々以前に、本編未読の人は理解できない思うので、本編を読んでからどうぞ)
以下、「雄斗=主人公」「柏木さん=ヒロイン」です。
■「主人公⇔ヒロイン」の関係の逆転
WEBでは「雄斗(ROM)⇔柏木さん(sayane=「神絵師」)」、リアルでは「雄斗(全力でオタ)⇔柏木さん(隠れオタ)」という二重性がある訳ですが、ここだけを見ると変身ヒーロー物の亜種です。
つまり、「普段は冴えない主人公は実は変身ヒーローで、クラスのアイドルのあの娘はヒーローに夢中」というすごくベタなフォーマットが、「変身ヒーロー役」が男女入れ替わっている状態。
(「隠れオタ」の柏木さんが実は「sayane」であることに、雄斗はまったく気付いていません)
従来の「ヒロインに振りかかるトラブルを変身ヒーローが解決⇒ヒロインがますます変身ヒーローに惚れる」は、本作では「柏木さんがSNSに新作イラストをアップ⇒雄斗がテンションMAX」に相当します。
ポイントは、「ある日突然ヒーローに変身してヒロインにいいところを見せる」役割すら柏木さんのものとなり、雄斗がガチ無能な点でしょう。
「僕にとって都合の良い展開 2.0」とでも云えば良いのかな。
■逆転してるから萌えるんじゃなくて
一言で云えない、というかまだなんとなくの解釈、なんですけれども。
雄斗がガチ無能なのは、柏木さんが変身ヒーロー役であることの裏返しです。
つまり、柏木さんも、半分は(ヒロインではなく)主人公役なのです。
(そうでなければ、オタバレして不安とか、絵を誉められて嬉しいとか、そういう話にはならない)
本作で柏木さんが尋常じゃなく可愛いのは多分この点に由来していて、(柏木さんの)「本当の内心」「sayaneとしての心境」「表に出てくる振る舞い」のギャップが良い、んですよ多分。
柏木さんが隠れオタだという話は既にしましたが、例えばブラックラグーンのレヴィみたいなバーリトゥード野郎だったら、この話は成立してないんですね。ギャップ重要です。
書きながら思いついた別の解釈ですが、「本音と建前のギャップがあることが重要」なのかも知れません。
いずれにせよ、基本的には雄斗を視点人物としつつ柏木さんの内面描写もするという構成は、非常に美味しゅうございますのよ。
ギャップの話をしましたが、雑誌連載の方ではまさにそのギャップが問題で色々拗れかかっており、泣いている柏木さんを全力でハグしたいです。
苛めたいんだかハグしたいんだかどっちだよ、ってーと、両方?(最悪
……いや、柏木さん絶対男運は悪いと思いますよw
(グダグダのまま終わる)