FLIPFLOPsはとても好きな漫画家ですけれども、1巻の段階では正直イマイチというか、作風の良い面が出なくて悪い面ばっか出た、という気がしてならないのよねー。
……ということで以下「ぼくのみたフリフロ」話を少々。
(フリフロは猫神も世界樹も東方同人総集編×2も全部好きだよ)
思うに、彼らは根本的にSFとかそういう「小難しいゴチャゴチャ背景設定や小道具」が好きで、一方、「彼らが人気を得た点(市場が彼らを評価した点)」は、そういう「小道具」が劇中不自然でないように話を運び、あるいは「その小道具が不自然でないようにキャラを描写するその手腕」なのよ。
世界樹や東方は(一応)原作があるから読者の理解もあるし作者の出来ることもある程度制限されるし、でOKで、猫神はオリジナルなんだけど「小道具」が日本の神話方面に題材を取ったので、これもまたある程度「原典」に制約されることにはなり、結果としてカッ飛びすぎることは無かった、のよ。
でこのスズログなんですが、(上記の理解を前提として)初の「本格的にフリーハンド」なガチSFなんですけれども、「何処まで凝ればいいのか(凝ってもいいのか)」「何処はベタに流すべきか」といったあたりで距離感掴みかねてんじゃねえの、というのが今のところの印象なの。
いや別にある一点を除いてマイナス評価ポイントは全然ないんですけど(専門用語連発は全然許容範囲だし、設定の不明点はこれから語られるんだろうと思っていて全く問題なし)、……ハッカーバトルというか「電脳空間でのハッキング抗争」みたいな描写が、控えめに見ても陳腐かつチープでかなりぶち壊しでしょう?
一応ジャンルとしては「ハッカー漫画」だと思うんだけど、それで「一番の見せ場」がこれじゃ、ねえ。
……ちなみに、GENESIS一回休載を挟んでの最新号(AA)でもハッカーバトルはあるんですけど、完全に手の平返しする良テンポでしたw
何が違うって「敵が『モブキャラ』か『顔キャラ』か」というだけなんですけど、「双方に人格や感情があるか否か」だと読み替えると割と納得は行くのですよ。
多分、「あなたとわたしの間の話」を盛り上がるように描くのには長けているけれど、「まさにわたしの話」を描くとなると、少なくとも前者よりは一段二段落ちる、みたいな感じなんだと思います。
……うーん、上から目線w
えー、さて、余談はそれぐらいにして本題ですが、電脳空間での活動のためにアバター描写があるんですけど、生身の方がアバターより遥かにペロペロ感が高くてどうしてくれようとかちょっと思います。
胸より尻より背中が超ペロペロだと思う!!

(こんなにペロ度高いのに寄った絵が殆どないのがちょう残念)
(その作者論のあとにこの画像+コメントでいいのかという気がしないではないが、考えすぎだろう)
スズログ-suzuro’s logfile 1 (電撃コミックス)
著者/訳者:FLIPFLOPs
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